海外FXのロスカットとは|資金を守るポイント
| 海外FX業者 | 業者情報 |
|---|---|
![]() BigBoss | 最大レバレッジ2222倍と圧倒的な約定力が魅力。 仮想通貨入出金や豪華ボーナスも充実しており、ハイレバトレーダーに人気の海外FX業者。 |
![]() XM | 豊富な口座タイプと入金ボーナス、日本語サポートも完備。 初心者から上級者まで安心して利用できる定番の海外FX会社。 |
![]() TitanFX | スプレッドの狭さと高い約定スピードが魅力で、取引コストを抑えたい中上級者に最適。 ゼロカット採用でリスク管理も安心できる環境を提供しています。 |
ロスカットは損失を防ぐための「最後の安全装置」です。特に海外FXでは、ゼロカットと組み合わさることで借金リスクを回避でき、安心してハイレバレッジ取引を行うことが可能です。
本記事では、ロスカットの仕組みや発動タイミング、計算方法、リスク管理のコツまで、分かりやすく解説します。
目次
海外FXのロスカットとは?
海外FXにおけるロスカットとは、レバレッジ取引による急激な損失拡大を防ぎ、口座資金以上の損失(追証)を避けるためのリスク管理システムです。
証拠金維持率が各海外FX業者の定める「ロスカット水準」を下回ると、すべてのポジションが強制決済されます。証拠金維持率とは、現在の有効証拠金(口座残高+未確定損益)が、ポジション維持に必要な証拠金に対してどの程度残っているかを示す割合のことです。
500倍や1000倍といった高レバレッジで取引する海外FXでは、ロスカットの仕組みを正しく理解することがリスクを最小限に抑えたトレードへの第一歩です。
ロスカットの理解を深められるよう、以下も解説するので、ぜひ参考にしてください
- 必要性
- 国内FXと海外FXのゼロカットの違い
- ゼロカットとの違い
ロスカット(強制決済)の必要性
ロスカットは、トレーダーが「無制限の損失」から守られるために設けられた最終防衛ラインです。価格が急変した際でも、ブローカーが自動的にポジションを決済し、口座残高を超える損失を防ぎます。
ロスカットの主な必要性とメリットは以下のとおりです。
- 相場急変時でも損失を限定し、借金(追証)を回避できる
- 心理的負担を軽減し、冷静なトレード判断を維持できる
- 一定のルールで損失が自動確定するため、資金管理の徹底につながる
多くの海外FX業者では、ロスカットとゼロカットシステムを併用。ロスカットで損失を限定しつつ、万が一口座残高がマイナスになった場合はゼロカットでブローカーが補填し、トレーダーに追証が発生しないように設計されています。
海外FXと国内FXのロスカットの違い
以下は、海外FXと国内FXにおけるロスカット(強制決済)の主な違いを比較した表です。
|
項目 |
海外FX |
国内FX |
|---|---|---|
|
ロスカット水準 |
証拠金維持率0%〜50%以下が主流 |
証拠金維持率50%〜100%以下が主流 |
|
借金リスク |
基本的にゼロ |
追証によって借金発生のリスク有 |
|
ロスカットの裁量 |
ロスカット水準が低め=自由度は高い |
ロスカット水準が高め=裁量はやや限定的 |
|
急変時の損失処理 |
ロスカット未執行時でもゼロカットで損失補填 |
ロスカット未執行時は利用者が追証負担 |
|
主なメリット |
借金リスクを最小限にしながらハイレバレッジ取引ができる |
高水準のロスカットで早期に損失を限定できる |
|
主な注意点 |
ロスカット水準が低いと損失拡大の危険 |
ロスカット水準が高いと想定外の損失リスク |
ロスカットの水準と追証の有無が、大きな違いです。
国内FXでは、ゼロカットがないため、ロスカット水準が高めに設定される傾向があります。ロスカットは安全なトレードには欠かせないとはいえ、証拠金維持率が大きすぎると、トレードの自由が下がってしまいます。
海外FXは「ハイレバレッジだから危険」というイメージも持つ人も少なくありません。しかし、ゼロカットシステムと併用することで、ロスカット水準を低くでき、借金リスクの軽減とトレードの自由度を確保しています。
ロスカットとゼロカットの違い
ロスカットとゼロカットは混同されがちですが、以下のように実際には発動のタイミングも目的も異なります。
|
項目 |
ロスカット |
ゼロカット |
|---|---|---|
|
目的 |
損失の拡大を防ぐための強制決済 |
口座残高がマイナスになった場合の損失補填 |
|
発動タイミング |
各業者が定める 証拠金維持率の水準を下回った時 |
ロスカット後に口座残高がマイナスになった時 |
|
損失の扱い |
ロスカット時点の損失が確定 |
マイナス残高を業者が補填(追証なし) |
|
導入対象 |
国内外のFX業者で採用 |
海外FX業者のみ採用 |
|
トレーダーへの影響 |
損失は出るが資金の一部を保護 |
借金リスクがゼロ |
ロスカットが損失の拡大を防ぐ一次的な防御であるのに対し、ゼロカットはロスカット後の損失補填という最終的な保護措置です。両者を正しく理解しておくことで、海外FXの安全性はより高まるでしょう。
ロスカットが起こるタイミング
ロスカットが発動するタイミングを知るためには、以下の理解が欠かせません。
- ロスカット発動の流れ
- ロスカット発動水準
前後の流れも理解して、ロスカットの発動を抑えられるトレード戦略を立てましょう。
具体例で見るロスカット発動の流れ
証拠金維持率が50%に達したときにロスカットが自動発動するケースにおける流れは、以下のとおりです。
|
ステップ |
口座残高(円) |
含み損(円) |
証拠金維持率(%) |
動作 |
|---|---|---|---|---|
|
取引開始 |
100,000 |
0 |
500 |
通常状態 |
|
相場が逆行 |
80,000 |
20,000 |
400 |
まだ安全 |
|
マージンコール 発動 |
60,000 |
40,000 |
100 |
マージンコール通知(追加入金またはポジション決済が必要) |
|
維持率が 50%に到達 |
50,000 |
50,000 |
50 |
ロスカット発動(強制決済) |
マージンコールは証拠金維持率が一定の水準を下回ると通知され、トレーダーは追加入金やポジション縮小で対応を求められます。さらに含み損が膨らみ、維持率がロスカット基準に達した時点で、全ポジションが自動的に決済されます。
ただし、市場急変やサーバー遅延などの影響で「指定水準よりも下で約定」するケースもあり、完全に予測どおりの価格でロスカットされるとは限りません。
維持率が一定以下になった時点で、自発的に損切りを実行する判断力が重要です。
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海外FX業者の一般的なロスカット水準
海外FX業者では、ロスカット水準は「証拠金維持率20〜50%」の範囲に設定されている傾向です。20%前後を採用するブローカーが多く、代表的な例としてはXMやAxioryが20%、Exnessは0%という超低水準を設定しています。
たとえば、必要証拠金が10万円でロスカット水準が20%の場合、有効証拠金が2万円に減少した時点でロスカットが発動します。50%のケースと比較すると、3万円分長く取引が可能です。
水準が低いほど一時的な値動きに「耐える余裕」が増える一方で、ロスカットが遅れる分だけ損失幅も拡大しやすくなります。
逆に、水準が高ければ損失を早めに限定できるものの、相場反転のチャンスを逃すリスクも生じます。
トレーダーは、自身の取引スタイルに合わせて「安全性重視(高水準)」か「自由度重視(低水準)」かを見極め、ロスカット設定が自分に合う業者を選ぶことが重要です。
【計算式付き】ロスカット水準を自分で計算する方法
海外FXで取引する際には、ロスカット水準を事前に計算して把握することが非常に重要です。
証拠金・レバレッジ・ロット数の関係を正しく理解することで、自分がどのくらいの損失で強制決済されるのかを予測できます。
ここでは、計算式を用いた具体的な計算方法と、数値例を用いたシミュレーションを紹介します。
証拠金維持率の計算式
ロスカットを判断する最重要指標である「証拠金維持率」は、次の式で求められます。
▼証拠金維持率の計算方法
証拠金維持率(%)=(有効証拠金 ÷ 必要証拠金)×100
※有効証拠金 = 口座残高 + 評価損益(含み損益)
※必要証拠金 = (現在レート × 取引数量) ÷ レバレッジ
比率が低下し、ブローカーの設定する基準を下回った瞬間にロスカットが発動します。
損失がロスカットに達するかの目安を求めるには、以下の式が有効です。
▼ロスカットが活動する損失額の計算方法
ロスカット発動損失額 = 口座残高 −(必要証拠金 × ロスカット維持率)
どの程度の相場変動で危険水域に達するのかを事前に数値で把握しましょう。
具体的な数値例(レバレッジ・ロット数・証拠金)で計算
証拠金維持率の計算方法を具体的な数値で見てみましょう。
▼計算条件
- 口座残高:100,000円
- 評価損益(含み損):−80,000円
- 取引数量:1ロット(10万通貨)
- 現在レート:150円
- レバレッジ:500倍
▼計算の流れ
① 必要証拠金を計算
(150円 × 100,000通貨)÷ 500倍 = 30,000円
② 有効証拠金を計算
100,000円 − 80,000円 = 20,000円
③ 証拠金維持率を算出
(20,000 ÷ 30,000)×100 = 66.6%
証拠金維持率は約66%となり、マージンコール(追加証拠金の警告)水準に近づいていることがわかります。
含み損がさらに拡大すれば、有効証拠金は減少し、維持率が20%に到達した時点でロスカットが発動するので、避けるための対策を講じてください。
ロスカットが発動する時点での損失額も計算してみましょう。
▼条件
- レバレッジ500倍
- 必要証拠金2万円
- 口座残高10万円
- ロスカット水準20%
▼計算式
ロスカット発動損失額 = 10万円 −(2万円×0.2)= 96,000円
含み損が9.6万円に達した時点でロスカットが発動するので、損失額に気を配りながら、損切りのタイミングを見極めましょう。
海外FXにおけるロスカットの注意点
海外FXにおけるロスカットでは、以下に注意してトレードを行いましょう。
- ロスカット水準が低いと損失が拡大しやすい
- 短期的な相場変動で予期せず発動する可能性がある
- ロスカットが間に合わないケースもある
リスクを理解し、ロスカットの仕組みや自身の証拠金維持率を常に管理することが重要です。
ロスカット水準が低いと損失が拡大しやすい
ロスカット水準が低いと、損失が大きくなるまでポジションを保持できてしまうため、急な相場変動時に損失が一気に拡大するリスクもあります。
海外FX業者では、国内FXに比べてロスカット水準が低く設定されているケースが一般的です。 多くの業者では証拠金維持率20%前後を基準としており、少ない証拠金で取引できます。
ただし、レートがわずかに逆行しただけで、維持率20%付近では含み損が一瞬で拡大しロスカットが発動します。
自由度の高さは魅力ですが、損失許容ラインを超える前に自発的な損切りも必要です。
短期的な相場変動で予期せず発動する可能性がある
ロスカットは一定の証拠金維持率を下回った瞬間に自動的に執行されるため、数分〜数秒単位の急激な値動きによって、意図しないタイミングで強制決済されることがあります。
特に米雇用統計やFOMC、中央銀行の政策発表などでは為替レートが一瞬で数十pips動くことがあり、スプレッドの拡大や約定遅延により想定より早くロスカットが実行されかねません。
短期変動リスクを避けるには、重要経済指標の発表前後ではポジションを軽くする・ストップロスを広めに取るなどの対策が有効です。
ロスカットが間に合わないケースもある
市場が急変した際には、FX業者のシステムが追いつかず、ロスカットが予定水準よりも遅れて発動するケースにも注意しましょう。 ポジションが大幅にマイナスとなり、預け入れた証拠金を超える損失(不足金)が発生しかねません。
海外FX業者の多くは「ゼロカットシステム」を導入しているので、ロスカットが間に合わず口座残高がマイナスになった場合でも、不足分を業者が補填し、トレーダーに借金が発生しない仕組みです。
ただし、ゼロカットがあるからといって損失そのものが軽減されません。レート急変時には口座資金が瞬時に減少するため、余裕資金の確保とポジション管理を徹底することが欠かせません。
ロスカットを避けるためのリスク管理術
ロスカットを避けるためには、以下のリスク管理を行なってください。
- ロット数を調整して余裕を持つ
- 証拠金を追加して維持率を上げる
- ストップロス(損切り)注文を活用する
- 経済指標発表前後のポジション管理
トレーダーにとってロスカットを単に恐れるのではなく、戦略的に回避する方法を知ることは必須です。
ロット数を調整して余裕を持つ
証拠金ギリギリまで建ててしまうことを避け、資金余力を残すことが最大の防御策です。
過剰なロット数で取引を行うと、少しの値動きで維持率が急低下し、すぐにロスカット水準に達してしまいます。
安全な目安として、1ポジションあたりの必要証拠金を口座資金の10〜20%以内に抑えると良いでしょう。一時的な含み損にも耐えられ、精神的にも安定したトレードが可能になります。
証拠金を追加して維持率を上げる
証拠金維持率が危険水準(100%付近)に近づいた場合は、早めに追加証拠金を入れることでロスカットを回避できます。
特に重要な経済指標の発表前やボラティリティの高い相場では、一時的に有効証拠金が減少するケースがあるため、 余剰資金を補充しておきましょう。
マージンコールを受ける前に安全圏へ戻せるほか、急変動時でも余裕を持って対応できます。
ストップロス(損切り)注文を活用する
ロスカットを業者任せにせず、自分自身で「損失許容ライン」を決めることが大切です。 ストップロス(損切り)注文をあらかじめ設定しておけば、感情に左右されることなく自動的にリスクを限定できます。
資金全体の2〜3%を1回のトレードで失ってもよい上限として設定する「2%ルール」などを活用すると、口座資金を長期的に守る効果があります。
経済指標発表前後のポジション管理
重要イベントの前後はポジションを軽くするか、一時的に決済しておくのが賢明です。
経済指標や要人発言、突発的なニュースなどによって相場が急変するタイミングでは、スプレッド拡大や価格飛びが頻発するため、ロスカット執行が遅れ、想定以上の損失を被ることもあります。
発表直後に取引を行う場合は、スリッページや約定拒否のリスクを踏まえ、ロット数を小さくするなどの慎重な運用を心がけましょう。
ロスカットを恐れず、仕組みを理解して安心トレードへ
ロスカットは損失を防ぎ、資金を守るための安全装置です。 仕組みを理解し、証拠金維持率やロット管理を徹底すれば、相場変動にも冷静に対応できます。
ゼロカット制度と合わせて活用し、リスクをコントロールする意識を持ちましょう。
安心して取引を行うためには、信頼性の高い海外FX業者を比較して選ぶことが大切です。当サイトで紹介している海外FX業者をぜひ確認してみてください。
著者(Rank FX 執筆者)
編集部
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